VNCのフルネームはVirtualNetwork Computingであり、リモートコントロールソフトウェアに属しています。その利点は、オペレーティングシステム全体のリモートグラフィカル制御をサポートすることです。
日常の運用・保守作業では、サーバーがコンピューター室に設置されることが多いため、グラフィカルなインターフェース操作が必要になるたびにコンピューター室に行くことは不可能であり、vncは優れた代替ソフトウェアです。
以下は、centos6環境にvncをインストールする操作を記録しています。
(1)本機にvncserverがインストールされているか確認してください
[ root@server ~]# rpm -qa|grep tigervnc
(2)vncserverをインストールします
[ root@server ~]## yum -y install tigervnc-server
(3)vncserverパスワードを起動して設定します
初めてvncserverを起動すると、パスワードの入力を求められます。その後、vncpasswdコマンドを使用する必要があります。
[ root@server ~]## vncserver
Password:
Verify:
(4)/root/.vnc/xstartupファイルを変更します
ここで使用しているcentosシステムのため、gnomeデスクトップがインストールされています
[ root@server ~]## sed -i 's/twm &/gnome-session &/' /root/.vnc/xstartup
(5)/ etc / sysconfig / vncserversファイルを変更します
このファイルでは、VNCデスクトップを実行するユーザーと、vncviewを使用して接続するときに表示される画面解像度を設定できます。 VNCSERVERSの1は、VNCがデスクトップ1として実行されることを意味します。他のデスクトップを追加する場合は、構成を変更できます。
[ root@server ~]## echo -e 'VNCSERVERS="1:root"
VNCSERVERARGS[1]="-geometry 1024x768"
' >> /etc/sysconfig/vncservers
(6)起動するように設定します
[ root@server ~]## chkconfig --add vncserver
[ root@server ~]## chkconfig vncserver on
(7)vncserverを再起動します
[ root@server ~]## service vncserver restart
(8)ファイアウォールポートの開放
[ root@server ~]## /sbin/iptables -I INPUT -p tcp --dport 5901 -j ACCEPT
[ root@server ~]## /etc/rc.d/init.d/iptables save
(9)起動状態を確認する
[ root@server ~]## netstat -tulnp
注:VNCクライアントを介してVNCにアクセスする場合、ポートは5901です。
(10)その他:
1 ):VNCパスワードを変更する
[ root@server ~]# vncpasswd
2 )vncサーバーを停止します。
[ root @ server〜] #vncserver -kill:デスクトップ番号
例えば
[ root@server ~]# vncserver -kill :1
注:vncserverは、それを開始したユーザーのみが閉じることができます。プロセスがkillコマンドによって強制終了されない限り、rootでさえ他のユーザーが開いたvncserverを閉じることはできません。
3 )同じ表示ポートを設定すると、複数のクライアントを接続できます
[ root@server ~]# vncserver -alwaysshared
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